モデルを使用した症例 歯科・口腔外科
Case1 術中の延長器の調整が不要の為、手術時間が短縮しました
年齢・性
20歳・男性病名
第一第二鰓弓症候群・顎変形症治療経過
術前に手術計画・シミュレーション用モデルを作成し、三次元的な骨延長が可能となるように骨切り部位、延長器の調整およびピンニングの位置を決めました。手術は、両側下顎骨骨切術・延長器装着術を実施、その後、上顎骨骨切術・延長装置除去術・顎間固定術を実施しました。術中の延長器の調整が不要となり、手術時間は従来よりも短縮しました。
Case2 上下顎骨切がシミュレーションと同様に実施できました
年齢・性
21歳・男性病名
顎変形症治療経過
術前に手術計画・シミュレーション用モデルを作成し、手術計画を検討しました。上下顎骨切術(上顎:Le FortT型、下顎:SSRO)・顎間固定術をシミュレーションと同様に施行しました。術後にもモデルを作成し、シミュレーションと同様に手術が実施できたことが確認出来ました。
Case3 プレートを事前に準備し正確な咬合位置を決定できました
年齢・性
58歳・男性病名
下顎骨骨髄炎治療経過
手術計画・シミュレーション用モデルを用いて、下顎骨骨切のシミュレーションを実施、骨切ラインを決定し、事前にプレートを屈曲しました。シミュレーション後、右側下顎枝に切除手術をしました。
Case4 下顎骨切除後の再建の計画を行いました
年齢・性
31歳・男性病名
エナメル上皮腫治療経過
シミュレーション用モデルを用いて、エナメル上皮腫の状況を確認、切除位置を決定しました。健側をミラーリングし、下顎骨切除後の再建の設計を行いました (赤色部分をもとに設計)。